
キャスト
ジキル:慶徳(劇団まんまる)
ハイド:中野遼太
アタスン:須見一男
フェリス:福家正洋
オコロ:齋藤定彦
ココロ:伊井ひとみ
刑事:丸山裕介(劇団まんまる)
ティロ:にしおか
プール:森脇健一郎
メアリー:暁月セイラ(bell声優ゼミナール)
派手な司会:AYUMI
目撃したキツネ:田月みしろ
包帯女:治弥かがり
ジョージ:大木茂実(todokeru,)
襲われたシカ:小野寺大貴
アンサンブルパフォーマー:Studio Camellia.
ボイスキャスト
清水宏香(劇団まんまる) 丸山貴成(スタジオソル)
山本教介 蒼藍アオ 伊勢参
【活動レポート】公的支援でひらく地域の劇空間:演劇ラボ・アンクラウン第3回公演『沈黙の牙』
2025年、徳島県吉野川市の鴨島公民館にて、演劇ラボ・アンクラウンの第3回公演『沈黙の牙』(作・演出:伊井ひとみ)が上演されました。
本作は自治体と連携したガバメントクラウドファンディング(GCF)による財政的・公的支援のもとで企画・実施され、より多くの地域住民を巻き込む、公共性と芸術性を兼ね備えたマイルストーンとなる公演となりました。
📝 公演概要
• 作品名: 舞台『沈黙の牙』
• 会場: 徳島県吉野川市鴨島町鴨島甲1 「鴨島公民館(江川わくわくホール)」
• 財政支援: ガバメントクラウドファンディング(吉野川市ふるさと納税対象事業)
• 主催・企画: 演劇ラボ・アンクラウン

💡 レポート詳細
1. ガバメントクラウドファンディングの導入と公的信頼の獲得
今回の第3回公演における最大の挑戦は、ガバメントクラウドファンディング(政府主導型クラファン)の活用でした。
地域の文化芸術の振興、および「演劇を通じた地域コミュニティの活性化と動員」という団体の掲げる理念が行政や多くの寄付者に認められ、公的なバックアップを受ける形でプロジェクトが始動しました。これにより、一劇団の枠を超えた「吉野川市の地域文化事業」としての信頼と認知を獲得することに成功しました。

2. 倉庫から公民館へ:身近な公共施設を本格的な劇場へ
これまでの第1回・第2回で培った「何もない空間を劇空間に変える」という手作りのノウハウを活かしつつ、舞台は地域住民に馴染み深い鴨島公民館へと移行しました。
公民館というフラットな公共の場に、照明や音響、こだわりの演出セットを組み込むことで、日常の延長線上にありながらも圧倒的な没入感を生み出す上質な劇空間へと生まれ変わらせました。
3. 多様な観客層の動員と深まる地域連携
ガバメントクラウドファンディングを通じた事前の周知や、公民館という足を運びやすい立地も手伝い、当日はこれまで以上に幅広い層の観客が来場しました。
市内の小・中学生は全員入場料無料にしたことにより、「劇場へ足を運ぶ機会が少ない子どもたちやその家族」にも生の舞台芸術を届けるという試みが実を結び、会場は満員の熱気に包まれました。観客からは「自分たちが応援したプロジェクトが、こうして地元の公民館で見事な舞台として形になって嬉しい」といった、地域一体となった感動の声が多く寄せられました。

🚀 地域文化としての定着へ
行政、市民、そして表現者が三位一体となって作り上げた第3回公演『沈黙の牙』の成功は、演劇ラボ・アンクラウンが目指す「地域に演劇文化を深く根付かせる」という目標へ向けて、大きな飛躍を遂げる契機となりました。
公的な応援を確かな芸術的成果として地域に還元した本公演は、地方都市における持続可能な文化活動の理想的なあり方を示す好例となりました。
