キャスト

ドロシー: 久米春花(todokeru,)
トト: 笠井優
かかし:太田優輝(劇団「どや!!」)
ブリキ:鈴江咲紀(todokeru,)
ライオン: 海月理奈(劇団まんまる)
北の魔女:清水宏香(劇団まんまる)
西の魔女:東條優紀
南の魔女:かおり
ジュディ:ぼう
オズ:有本真菜(劇団「どや!!」)
門番:猫田招樹(芸能塾01)
入国審査官:出出むし
ネズミの母:木村由美子
恐そうな怪人:鉄屑怪人鉄男
南の魔女の使者:中野遼太
語り部:小林ともゆき(劇団宇宙キャンパス)

諸般の事情により、ブリキ役 三宅勇輝は鈴江咲紀(todokeru,) に変更になりました。

【活動レポート】劇場のない街に文化の種を:演劇ラボ・アンクラウン旗揚げ公演『極彩色の魔法』

徳島県吉野川市鴨島町にある民間の倉庫にて、2024年6月15日・16日の2日間にわたり、演劇ラボ・アンクラウンの旗揚げ公演、舞台『極彩色の魔法』(原作:オズの魔法使い/脚本・演出:伊井ひとみ)が上演されました。劇場を持たない地域で「自分たちの街で演劇をやりたい」という熱い想いから始まったこのプロジェクトは、地域の全面的な協力のもと、倉庫という日常の空間を一夜にして感動の劇場へと変貌させました。

📝 公演概要
• 作品名: 舞台『極彩色の魔法』
• 日時: 2024年6月15日(土)・16日(日)
• 会場: 徳島県吉野川市鴨島町西麻植大東30 (青い屋根の倉庫)
• 主催・企画: 演劇ラボ・アンクラウン(主宰:伊井ひとみ)


1. 劇場のない街での挑戦と「倉庫」という選択
吉野川市には常設の商業演劇用劇場がありません。「演劇をより身近に楽しむ場を作りたい」「表現の場を通じて地域と人が繋がる文化を作りたい」という理想を掲げたものの、最初のハードルは会場の確保でした。
そこで白羽の矢が立ったのが、民間の方の所有する倉庫でした。何もない無機質な倉庫の空間を劇空間へと見立てる、まさに「田舎倉庫劇」としての挑戦がここから始まりました。

2. 地域の協力者たちと育んだ「手作りの舞台」
今回の公演は、クラウドファンディングの実施や地元の方々の多大なるサポートがあって初めて実現しました。
• 会場の提供と設営:地元関係者が倉庫を快く提供。また、客席設置のためパイプ椅子を貸し出してくれたり、扇風機なども住民の方からお借りしました。
• 地域一体のバックアップ: 駐車場対応や周辺環境の整備など、近隣住民の温かい理解と協力が不可欠でした。
• 徳島を愛する仲間たち: 出演者や裏方スタッフには、徳島を拠点に活動する有志や地域おこし協力隊のメンバーらが結集。「自分たちの街に文化芸術の種を蒔く」という共通の目標に向かって一体となりました。

3. 当日の様子と観客の反響
当日は子どもから大人まで多くの地域住民が足を運び、倉庫内に設けられた特設客席は熱気に包まれました。
『オズの魔法使い』をベースにした親しみやすいストーリー、倉庫特有の天井の高さを活かした演出や照明効果により、普段は見慣れた作業空間が「極彩色の魔法」の世界へと塗り替えられました。終演後は、身近な場所でこれほど本格的な演劇を体験できたことへの驚きと、感動の拍手が鳴り響きました。

地域の子どもたちに舞台で使用する小道具の絵を描いてもらいました。

 

倉庫という「日常」を「非日常の芸術空間」へと変えた本公演は、地域社会とアートが幸福に融合した、まさに地方創生の新しいモデルケースとなりました。